なぜ一人の職人に拘るのか

世に出回るクロコダイルの商品の多くは、工場のライン生産が主流だと思います。
どんなに品質の良いクロコダイルを使用していても、そのクロコダイルを活かす仕立てをしないとせっかくのクロコダイルがだいなし。とても残念に思うのです。
同じクロコダイルを使用していたとしても職人の技術によって全く違う表情に仕上がるのです。どの位置でカットするか、どの部位をどのパーツに使用するか配置一つで作品の表情は違っていくのは当たり前の事。そして一番大事なのは一人の職人の持っている技術力です。
職人一人一人持ち合わせた性格と技術力、どこまで拘るか、技術を追及するかによって出来上がりは全く違ってきます。見えない細部まで手を抜かず丁寧に丁寧に仕上げていく、そして技を研究していく。出来上がりに満足せず、作るたびにブラッシュアップしていく常に自身の技術の誇りを持って作り続けていく、まさに職人魂ですね。私が厳選した最高級の品質のクロコダイルをそんな職人が仕立て上げるので、作る作品は国内で最高の作品と自信を持っているのです。。

絶対の信頼

職人とは作る度に、革の状態やどの位置でカットするか、どんなイメージの作品にするか、厳選したクロコダイルをどう活かしていくか、などを細かく確認します。こちらの希望は伝えるだけ伝えて、最終ジャッジは職人に任せます。いざ作製に入ると最初に思っていた感覚と違う事などが多々あるので、その時は職人のセンスと技術の最善を任せます。手は抜かない絶対信頼の出来る職人なので任せられるのです。

鞄の作製

裁断するパーツは100を超える事もあります





1パーツ1パーツ丁寧に仕上げて組み立てていきます。時間が掛かります、根気がいります。

財布の作製
1枚1枚一緒に確認して作成します。勿論一枚の革から一個の財布の作製です。

龍シリーズ財布作製

細かな模様の入り方のチェックです。裁断の位置は出来上がりの表情を左右するのでどこで裁断するかも大事です。


革の厚みは0点何ミリの世界。最後は手作業で革を薄くします。この作業をするので薄くシャープに出来上がります。


この薄さが拘りです。

1針1針丁寧に手縫いで仕上げます。糸を締め上げる手加減によっても出来上がりの表情が違ってきます。

クロコダイルジャケットの作製

クロコダイルの衣類の作製は、デザイナー、パタンナー、縫製、と専門の職人がそれぞれの仕事をしていきます。その都度職人達と打ち合わせをしながらの作製です。

縫製の職人miyaさん。シンプルなデザインほど技術力が試される。毎回miyaさんの仕立ては完璧で本当に美しい。スペシャルな職人です。



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